「薬の在庫も…」季節外れのインフル増加 “1カ月半早い”流行期へ
2026/8/24 19:23なぜ真夏に。今、季節外れのインフルエンザが流行開始の目安に達しています。
■真夏のインフルエンザ増加
医師 「インフルエンザのA型が陽性」 患者 「インフルエンザですか?」
1人、もう1人。
医師 「インフルエンザA型が陽性。実はきょう2人目。これはかなり驚き。お盆ですからね」
夏に相次ぐインフルエンザに、医師も驚きを隠せません。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「毎日1人~2人のインフルエンザ患者が来始めるタイミングは、例年だと12月前半ぐらいのペース。例年と比べるとおよそ4カ月早い。異例と言わざるを得ない」
都内では去年を大幅に上回るスピードで、7月末には患者数が急増しています。何が起きているのでしょうか。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「夏のインフルエンザはおそらく南半球から人の往来、寒暖差や湿度の変動、自律神経がだいぶ乱れていきますから免疫力そのものが弱ってくると」
中でも大きな原因は…。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「『サブクレードK』という株が世界的に流行していて早めに入ってきた感じ」
■異例の流行「薬の在庫ゼロ」
去年、世界で猛威を振るったインフルエンザA型の新しい変異株「サブクレードK」は、感染が拡大するスピードが早いことで知られます。
例年は、夏に南半球からインフルエンザが入ってきてもすぐに収まりますが、変異株「サブクレードK」は感染力が高いため、周囲に広がるのが早いといいます。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「新しい変異株なので免疫力を持っていない人の比率が高いので一気に広がるわけです」
夏ならではの症状も…。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「インフルエンザにプラス脱水、熱中症ということは十分に考えなくてはいけない」
男性は症状が重く、インフルエンザだけでなく熱中症の恐れがあったため、点滴治療も行われました。
患者の急増で、クリニックでは別の問題も起きていました。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「こんなにインフルエンザ患者が次々来ると思っていなかったので、院内のインフルエンザの薬の在庫がゼロなんです」
ワクチンが納品されるのは9月で、例年より早い感染対策が必要になりそうです。





