2024-04-26 配信
IAEA、処理水の調査終了 視察中に停電も影響なし
IAEA=国際原子力機関による処理水の安全性に関する調査が26日終了しました。
視察中に原発で発生した停電の影響はなく、結果は数か月後に公表される予定です。
処理水の安全性に関するIAEAの調査は処理水の放出後2回目で、放出期間中では初めてです。
IAEAの職員と韓国や中国を含む国際専門家による調査チームは24日福島第一原発に入り、ALPS処理水の放出設備の状況などを確認しました。
この日は福島第一原発で停電が発生しましたが調査に影響はなく、停電で緊急遮断弁が設計通り閉じたことなどを確認したということです。
今回の調査結果は数か月後をめどに報告書としてまとめられる見込みです。