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2024-02-21

気象予報士としてできること~松下誠寿(気象予報士)

matsushita

福島県は広く豊かな自然に恵まれています。

同時に、大雨や大雪による災害リスクも高い県です。

昨年9月、県内で初めて線状降水帯が発生しました。大雨後の取材では「避難しようと思ったけど手遅れだった」と答える方がいました。

私は気象予報士として、現象の予想や解説を担当しています。逃げ遅れをゼロにするためには、特に危険度が高い地域に絞り込んで、避難を促していく必要があると感じました。

現在、専門職の気象防災アドバイザー育成研修に参加しています。およそ半年間の研修で、気象庁や自治体の防災担当者などから避難の判断について教わります。今年の4月に国土交通大臣から委嘱される見込みです。

ハザードマップで自宅の場所を確認したことがありますか? お住まいの地域によって避難の行動は大きく異なります。

夕方のニュース情報番組「シェア!」の天気予報では、気象防災のスペシャリストとして、現象の予想や解説にとどまらず、地域を絞り込んだ避難の判断を伝えていきます。

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