ニュース原稿の総仕上げを担うデスクにとって大切な仕事の一つが、テロップのチェックです。

テロップは、原稿の内容を画面上に文字で表示して、視覚的にも分かりやすく伝える役割があります。

誤字脱字はもちろんのこと、文字数や読みやすさのチェックも欠かせません。文字が多すぎると、表示している間に読み切れなくなったり、文字が小さくなりすぎて読み取りにくくなったりします。

特に難しいのが、「サイド」と呼ばれるテロップです。

視聴者の皆さんに興味を持って見てもらえるように、どんなニュースか一目で分かる内容を画面の右上に表示しています。

映像を邪魔しないようにスペースは比較的小さめに設定されていて、ＫＦＢのニュースでは上下２段、１段当たり12文字前後を目安にしています。

デスクはこの12文字2段と日々向き合い、「この話題は、ここに注目してご覧ください」というメッセージを込めています。

５チャンネルに合わせた時にサイドを見て「お！」と興味を持ってもらえたらうれしいです。