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2022-06-08

科学研究の経験 仕事の力に~溝江翔平(KFBアナウンサー)

mizoe

地方局ではアナウンサーが記者も務めることが多くあります。

大学・大学院時代にずっと化学研究をしていた私が多くの人に言われるのが「研究職ではなくなぜこの仕事?」。

テレビ局では学生時代に勉強した事が生かせないようにも思えますが、実際はそんな事はない。確かに化学の知識はほとんど使うことはありませんが、記者の仕事と研究は根本が似ていると思います。化学では実験の際、「仮説を立てる」、「結果を得る」、「どうしてそうなったかを追究する」が大事です。

これは記者で言うと、「取材前にどんな取材ができるのか想像する」、「実際の取材で情報を得る」、「得た情報をさらに深掘りする」。そして、それを研究では論文、記者では原稿にします。

その意味で、学生時代の経験は大いに今の仕事の力になっています。

記者業務はなかなか大変ですが、視聴者のみなさんに少しでも有益な情報を提供できるよう、アナウンサーと記者の「二刀流」で駆け抜けていきます。

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