南会津町などで起きた強盗事件の裁判員裁判で、ベトナム人の男２人に懲役１３年の判決が言い渡されました。
ベトナム国籍のホアン・フー・ホア被告（２７）と、マイ・ヴァン・シー被告（２４）は、２０２４年５月に南会津町の住宅に侵入し、女性（当時６０代）の手足を縛って現金約２万円を奪い、けがをさせた罪などに問われています。
福島地方裁判所は判決で、「地域社会に大きな不安を与える悪質な犯行で、被害者の精神的苦痛は多大。自らの利益や欲求を満たす、身勝手で短絡的な動機で、いずれも法廷で反省しているとは言えない」などとして、いずれも懲役１３年を言い渡しました。
ホアン被告は不適切な発言を繰り返したとして、判決公判の途中で裁判長から退廷を命じられました。