香港で起きた大規模な高層マンション火災では、大規模な捜索が続いています。遺体の身元確認も進んでいますが、いまだ150人以上と連絡がついていません。

　ANNが入手した火災の後の室内の様子です。

　部屋の中のものすべてが黒焦げになっています。

　火災後、初の週末となる29日には600人に及ぶ災害対策チームが投入されました。

　香港メディアによりますと、29日午後の段階で128体の遺体のうち84体の身元が判明しましたが、いまだ44体の身元が分かっておらず、150人以上と連絡がつかない状態です。

　火災が起きた7棟のうち、2棟の捜索が完了しましたが、新たな遺体は見つかりませんでした。

　捜索完了には3～4週間かかるということです。