2025-12-07 18:35:36 配信
きょうも新潟で目撃 “新世代クマ”地元は警戒
12月に入って1週間経ちましたが、7日も新潟で新たにクマの目撃情報がありました。相次ぐ目撃に、地元では“新世代のクマ”として警戒しています。■“新世代クマ”地元は警戒
本格的な冬が始まった新潟県。雪が積もる十日町市では7日もクマが目撃されています。
新潟県のクマ出没マップを確認すると、午前6時50分、住宅脇の柿の木の下にクマ1頭がいると目撃情報が。今月2日にも住宅近くに現れた子グマが柿の木に登り、実を食べていました。子グマは緊急銃猟により駆除されました。
12月の1週間で目撃や痕跡は7件に及んでいます。
新潟県猟友会 池田富夫会長(76)
「クマが里に下りてきて里で冬眠するようになって、里で出産して育っている。『新世代クマ』と名前を付けた」
人に慣れ、人を恐れなくなった新世代クマ。その行動が雪についた足跡から分かってきました。
池田会長
「中学校のグラウンドからクマが歩いてこの前を通って山の方へ上がったという話で、住民から通報があった」
地図で確認すると、1つ目は山林の近く、2つ目は中学校の校庭の脇、3つ目は市役所のすぐ近く。街の中心地へ移動しているのが分かります。
池田会長
「本来こんな所にクマはすんでいなかったが、最近はクマが出るようになってしまった」
■狩猟免許試験 254人が参加
7日、岩手県では狩猟免許の試験が行われ、254人が参加。今年度の受験者は531人で、令和では過去最多に。
受験者(40代)
「自分の周りで狩猟免許を取っている人がいない。少し対策できればと」
受験者(20代)
「わなの免許を取って、少しでも被害が少なくなったら良いと。銃のほうを頑張ろうと思っている」
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