2025-12-02 10:14:51 配信
国難災害時の車避難見直し求める 自治体向けガイドライン改訂へ
ロシアのカムチャツカ半島付近での地震で津波警報が発表されたエリアで避難した住民の半数が車を使い、このうちおよそ4割が渋滞に巻き込まれていたことが分かりました。国の防災計画を見直す政府の検討会が1日開かれ、7月に発生したロシアのカムチャツカ半島付近での地震で、津波警報が発表された北海道・宮城県・神奈川県・静岡県の住民4300人に行った10月のアンケート結果が公表されました。
その結果、避難した人のうち半数以上が車を使い、このうち4割弱が渋滞に巻き込まれていたことが分かりました。
これを受けて、政府は災害時に緊急車両が渋滞で立ち往生することを避けるため、自治体向けの手引きを改訂し、事前に地域で避難時の車の使用のルールなどを検討するよう求める方針です。
LASTEST NEWS
