アメリカのトランプ政権がまとめた「国家安全保障戦略」で日本に防衛費の増額を求めたことを巡り、木原官房長官は「日本の主体的判断に基づいて行うものだ」と強調しました。

木原官房長官
「防衛力整備については自らの国を自らで守るという基本姿勢のもと、我が国自身の主体的判断に基づいて行うものです。また、金額や対GDP（国内総生産）比ありきではなく、大事なのは防衛力の中身だと考えています」

　木原長官はアメリカの「国家安全保障戦略」について「トランプ政権の目指す安全保障政策が明確に示された」と評価しました。

　そのうえで、安全保障環境が一層厳しさを増すなか、「日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化を図るべく緊密に連携していく」と強調しました。