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めざせ!甲子園 夏の高校野球 福島大会2018

トーナメント表

Announcerアナウンサーメッセージ

内田 智之UCHIDA SATOSHI

高校野球の思い出

実況などを通して、数多くの球児達のドラマに触れてきました。
中でも印象に残っているのは、2011年の夏の福島大会。
東日本大震災から4ヶ月後に開催された大会です。
1回戦。原発事故の影響で転校が相次ぎ、部員不足に陥った双葉翔陽、富岡、相馬農の3校による連合チーム「相双連合」が試合に臨みました。
震災直後で合同練習もままならなかった事もあり、相手チームに大きくリードされてしまいます。
0-8で迎えた7回裏。チームの4番バッターが捉えた打球が、真っ青な夏空に上がりました。
球場には避難生活を送る故郷の人が数多く詰めかけていて、打球は、まるで故郷の人に届けるかのようにレフトスタンドへ吸い込まれていきました。
「狙っていた。応援に来てくれた町の方や同級生のために。」と語った4番バッター。
数多くホームランを見てきまさしたが、今でも鮮明に脳裏に蘇る一打となって、深く心に残っています。

毎年、夏の大会で負け涙を流す選手に
インタビューする機会があります。
数多くの球児が「負けて涙を流している訳じゃなく、
大切な仲間と野球ができなくなることが1番の涙の理由」
と話してくれます。
仲間と野球が出来る喜びを感じながら、
力を出し切れることを祈っています!