2021-12-27
2021年も、間もなく終わり。
すでにシェア!は年内最終放送を終え、
人が少なくなった報道フロアでニュース勤務をしていると
普段の喧騒が、どこか遠い世界のことのように思ってしまう。
ニュース前の緊迫感が好きだ。
アナウンサー、デスク、記者、カメラ、ディレクター、アシスタントディレクターら
チーム一丸となって放送に臨むが、
私たちもある意味、一種のアスリートなのではないかと思うときがある。
思い返せば今年はスポーツに多く関わった一年だった。
(↑聖火リレー会場で担当記者と)
(↑五輪中のあづま球場)
東京五輪で来る多くの外国人に直接自分の言葉で取材をしたいと
2年ほど前、半年間休職して留学。
結果としてコロナでそれは叶わなくなってしまったけれど、
あづま球場でのソフトボール・野球の期間中は皆勤賞で取材に携わることができた。
オリンピック史上に残る異例の五輪。
それを実際に取材できたのは私の取材人生の中でも大きな経験だと思う。
また、五輪で県産桃を絶賛した一人、
ソフトボール・オーストラリア代表のレイン・ハーロウ監督に
自らアポイントを取り英語で取材できたことも
私の中の「レガシー」になった。
また、巨人の元監督・高橋 由伸さんの講演会で司会も担当。
今年最も感銘を受けた人の一人となった。
常に周りの期待に応えようとする姿勢は今も変わらず。
その場にいるだけでここまで周りを惹きつける人柄は
やはりスターなのだと感じた。
そして、決しておごらない姿勢や
打席に立つ時に膝が震えたという人間らしさも
より彼の魅力を形成しているのだと思う。
毎日出会う人々によって新たな私が形作られていく。
そして年末に振り返って思う。
今年もいい一年だった。
そう思える私はとても幸せ者で、
また来年
どんな人に、
どんな自分に出会えるのかとてもわくわくしている。