NEWS福島県内ニュース

2019年05月15日 16時33分 配信

栄養管理自立促す JFAアカデミー福島

世界のサッカー界で活躍できる選手の育成がJFAアカデミー福島の最終目標だ。

体格で上回る外国人選手に負けない体づくりが必要となる。

日本サッカー協会(JFA)とサポート契約を結ぶ国立スポーツ科学センターは年に数回、栄養士をアカデミーに派遣。

タンパク質、ビタミン、ミネラル、脂質、炭水化物の五大栄養素の役割、食材ごとに含まれている栄養素など基礎知識を選手に伝授している。

選手が生活する静岡県裾野市の寮では、カロリー十分で栄養バランスの良い料理が提供されている。

しかし、アカデミーを卒業すれば、食事の管理は選手自身に委ねられる。

知識はあっても日常生活でどう活用すればいいか、戸惑う選手が少なくないという。

「選手は中学1年から高校3年までの最長6年間、寮生活をする。

自炊経験が少ないのです」。

アスレティックトレーナーの檜山里美さん(35)は明かす。

そこでアカデミーは食品の基礎知識にとどまらず、より実践的な講習をしている。

3月のフランス遠征前には、食習慣の異なる土地でいかにバランス良く栄養を取るかを教えた。

例えば、寮で口にする1食200グラムのご飯は、食パンなら2〜3枚に相当するというように置き換える量を示した。

選手がレストランなどで食事する場合、どの料理を選ぶべきかも学んだ。

試合前にパスタ類を食べるなら、脂質が多くて消化に時間のかかるカルボナーラよりも、トマトソースのパスタを選ぶのが正解−という具合だ。

アカデミー4年目の佐藤朱莉(あかり)さん(15)=福島市出身=は「フランス遠征時の食事は好みを自分で選ぶビュッフェスタイルだった。

サラダはレタスなどの葉物ばかりでなく、疲労回復に役立つビタミンが多く含まれているニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜を摂取するよう心掛けた。

これからは帰省の際などに料理を作る練習をしたい」と目標を話す。

動画

アーカイブアーカイブ

    PAGE TOP

    ページの先頭へ