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2019年05月15日 16時28分 配信

高輪ゲートウェイ駅前に「東北ハウス」

東北経済連合会(東経連)が設けている産学官金の広域連携組織「わきたつ東北戦略会議」の3回目の会合は14日、山形市で開かれた。

2020年東京五輪の開催期間に合わせ、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの復興状況や観光情報を世界に示す「東北ハウス」(仮称)について、東京都内のJR山手線の新駅・高輪ゲートウェイ駅前に開設する案を示した。

2020年春の同駅開業に合わせてJR東日本が開設するイベント空間の一部を活用する。

広さは約800平方メートル。

イベント空間はパブリックビューイングなどが楽しめる「ライブサイト」の会場に決まっており、五輪観戦客や観光客らの来場が期待できる。

案によると、東北ハウスでは、東北・新潟エリアの復興の現状と支援への感謝を発信するとともに、伝統文化、観光地、祭りなどの情報を映像や実演で紹介する。

食・酒の試飲試食、雪の体験などのコーナーも設ける。

五輪、パラリンピックの期間に合わせてサブ会場として都内の百貨店催事場や企業のイベントスペースを設定し、物産販売や観光PRなども行う。

今後、実行委員会を発足させる。

同会議は東北の産学官金のトップをメンバーに昨年5月に発足した。

会合には鈴木正晃副知事、中井勝己福島大学長、東経連副会長の北村清士東邦銀行頭取、笠原賢二県経営者協会連合会長ら東北各県と新潟県から約30人が出席。

東経連の海輪誠会長(東北電力会長)は「東北ハウス開設は東北の観光復興に弾みを付ける大きなチャンス。

成功に向け一丸で取り組む」とあいさつした。

このほか、高速道路などの整備効果の各種データを落とし込んだ東北・新潟エリアのマップを発表。

地域課題解決に向けたAI・IoTの利活用、若者の還流・定着などをテーマに意見交換した。

高輪ゲートウェイ駅の駅舎屋根部分の梁(はり)には、郡山市の木材製造加工業・藤寿(とうじゅ)産業が古殿町産スギで製造した「ハイブリッド集成材」が100本以上使用される予定となっている。

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