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2019年03月15日 12時36分 配信

葛尾で南国果実試験栽培 ICT活用

東北大は葛尾村でマンゴーやバナナ、コーヒーの試験栽培を始めた。

村内に試験的な植物工場を設け、情報通信技術(ICT)などを駆使して寒冷地で熱帯の果実を育てる栽培法を確立する。

今夏にも収穫し、将来的に県内企業と協力して出荷する計画だ。

14日、施設を公開した。

福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想に基づく事業。

国内産が重用される熱帯生まれの作物を寒冷地で栽培することで注目度を高め、新たな地域ブランドとして首都圏方面で流通させる。

村のふるさと納税の返礼品としての活用も検討する。

工場はビニールハウス2棟で延べ床面積はそれぞれ約50平方メートル。

端末で遠隔管理しながら水やりできる。

気温や湿度、二酸化炭素濃度は自動で調整する。

糖度の高いバナナとマンゴーを3品種ずつ、コーヒーはアラビカ種を9株栽培する。

寒さに強い品種に絞り込み、作物に耐寒性を与える実験などに取り組む。

課題となる省エネ・省コスト化の実現を図る。

東北大農学研究科園芸学分野の加藤一幾(かずひさ)准教授は「葛尾の新しい特産品に育て、震災と原発事故からの復興につなげたい」と意欲を示した。

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