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2020-02-14 20:57:03 配信

山村で発電、都会で売電…双方WinWinの仕組みとは

 田舎で作られた電力が東京へ。どちらにもお得だという意外なつながりとは。  人口約3300人で高齢化率が35%以上。周りを山に囲まれた群馬県の川場村。今、この小さな村の電力を販売する取り組みが注目を集めています。村が目を付けたのは良質のスギを育てるため成長するまでに間引かれた間伐材。小さかったり、曲がったりと商品にはならず、今までは捨てていたものですが…。  今まで捨てていた間伐材を製材所で木質チップに加工。木質チップは燃料として発電に使われ、その電力を売った収入も得るという循環ができるわけです。  この小さな発電所で作った電気。買っているのはなんと、遠く離れた東京の世田谷区です。川場村とは縁組協定を結んでいたということもあり、40世帯が電気代を支払っているそうです。この電力のやり取りを可能にしたのが、「みんな電力」という会社です。川場村で発電した電力はみんな電力を仲介して売られ、世田谷区民が使用した電気代が川場村に支払われます。つまり、送電線を作るコストなども掛からず、システムだけで都会から地方にお金が動くわけです。  今まで捨てていた間伐材を利用した川場村の取り組み。石油などの化石燃料代として海外に流れていたお金を東京と地方で国内循環させるという経済の流れまで生み出しました。

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