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ニュースを通して伝えたいこと~根本晃希(福島支社)

2021.04.23

「このニュースを通して何を伝えたいのか?」。

先輩から度々言われてきました。

悩みながら取材する中、風評の払拭に取り組む農家からは「科学的なデータを示しても、買ってくれない人が多いこともあった」と打ち明けられました。

県外に避難した男性からは「戻りたいけど戻れない。避難先で生活基盤もできているし」と、複雑な胸中を聞きました。

それらの言葉から、大切なのは「自分が何を伝えたいか」よりも、「この人は何を伝えたいか」なんだと感じました。

正直、すべてがクリアになっているわけではありません。

ただ、取材した人の思いが1人でも多くの視聴者に届き、何かを感じてもらいたい。

そう思ってニュースを届けています。

「テレビを作るのに正解はない」とよく言われます。

どんな場面、表情を切り取り、どんな言葉で原稿を書くか。

多くの記者が悩みながらニュースや番組を作っています。

そのことが伝われば幸いです。

報道制作局で働く社員によるリレーコラム。
番組や取材を通して感じた思いを伝えます。
毎週木曜日・朝日新聞福島県版に掲載中!

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