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人間が天気予報を伝える意味 考えながら~土井邦裕(気象予報士)

2020.11.26

天気予報の準備の際、実はあまり空を見上げていません。いまや予想はパソコン中心の時代となっています。近くの雲だけ見るより、気象衛星などでこれから来る雲を見たり、スーパーコンピューターが莫大なデータをもとに出した予想値を見るほうが、何時間も先の予想の根拠としては正確性が高いからです。

ですが、コンピューターだけを使えば良いとも思いません。人間にしか伝えられない天気予報があると考えるからです。

特に私が大事にしているのが、「肌感覚」。例えば、気温15°Cでも、連日の15°Cと前日25°Cから当日15°Cとでは違いますよね。寒暖差で、コートだけでなくマフラーや手袋が欲しいくらいの寒さに感じると思います。数字だけ見ていてはわからない、おせっかいな情報を伝えていくことを心がけています。同じ雨を伝える際も、連日の雨では災害リスクも伝えるようにしています。天気予報はぜひKFBで確認してくださいね!

報道制作局で働く社員によるリレーコラム。
番組や取材を通して感じた思いを伝えます。
毎週木曜日・朝日新聞福島県版に掲載中!

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