笠置 わか菜

「沈まぬ太陽」

その本を手に取ったのは、確か7~8年前のこと。

ちょうど夏の長期休暇中で、
そのうちの数日を使って朝昼晩むさぼるように読みきった。
評判にたがわぬ大作で、最後のページを閉じながらこう思った。

 

「いつか、映画化してほしい…」

 

そんな期待をふくらませること数年。
昨日、満を持してマスコミ向け映画試写会「沈まぬ太陽」に足を運ぶ。

 

時間にして3時間半。
途中10分の休憩を挟む、まさに超大作だった。

もちろん時間的、という意味だけでなく内容的にも。

 

心を揺さぶられる大作を見終わった後は、すぐには言葉が出てこない。
反芻し、余韻を引きずりながら
コツコツと映画館の階段を静かに下りて、
ようやく口を開いたのは車に乗った後だった。


 

「よく3時間半にまとめたなぁ。」

 

先に沈黙を破ったのは、最近本を読み終えたばかりのディレクター。

 

「ホントですねぇ。
始まり方も、終わり方も好きです・・・」

 

私も大きくうなずく。

 

原作を愛するがゆえに
映画化された作品を素直に観られないというのはよくある話だけれど、
あの大作をまとめ上げた尊敬の念と
よくぞ映画化してくれたという感謝の意。
今回は、つまるところ、その2つに尽きるかなと思います。

 

とにかく、読むか、観るか、せめてどちらかをお薦めしたい。

どっちがいいの?という方のために、
ディレクターがつぶやいた言葉を、以下そのまま拝借。

 

「あっさりラーメンが好きな人は、映画で。
こってりどろどろラーメンが好きな人は、本で。
どっちも好きな欲張り派は、両方を!」

 

さすが「らーめん道」のディレクターならではのコメント(笑)

ちなみに映画は今月24日公開です。

 

taiyo 002

映画観てから原作読むのがベストって事ね。原作が出た時、広告を観て非常にそそられたが、気が散り易い性格で読書スピードが遅い私は「厳しいなぁ…」と諦め気味でした。映画化を知り、楽しみだった!映画ファンとして、ドラマじゃなく`映画にしてくれた'のが嬉しい!最近は珍しい「休憩あり」も大作らしくて良い!「休憩」と言いながら画が動いてたり音楽が流れてると、休憩出来ないんだよなぁー(ワクワク!)

新潟FUNK祭りさん2009年10月21日 03:13

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