笠置 わか菜

饒舌な後味

料理の良し悪しは、
最初の一口が肝心か
それとも後味が決めてとなるか…

 

高尚な料理家の意見を賜りたいところであるけれど、
我らテレビの仕事の醍醐味は、後味に尽きると思う。

 

刻々と変わる事象をどう伝えていくか、
時間内に収められるか、
分かりやすく伝えられるか、
そんな切羽詰った状況を切り抜けることが出来た時の後味は、
きっと三大珍味にも劣らない。
ただその分、納得がいかないと
後味の悪さをいつまでも引きずる羽目になる。

 

仕事終わり、
甘い酒が飲めるか
苦い酒を舐めるか。
これは全ての仕事に通じることだと思うけれど、
やはり「結果」いかんということだ。

 

今週、Jチャンネルでお伝えしてきた県内初の裁判員裁判。
4日間の日程を終え、今日一つの判決が出た。
プライバシーを守りながらも、どこまで伝えることができるのか
報道する側も手探りだった。

 

もちろん反省点はあるものの、 番組を終え、
先に報道フロアを後にしたデスク陣、記者たちの足取りは
どことなく軽かった。
きっと今頃、束の間の開放感をかみ締め、
爽やかな酒に酔っているんじゃないかと思う。

 

「ジャーナリズム」なんていうお堅い言葉、
仕事を始めて10年経つ今でも、正直掴みきれないでいる。
でも、この後味を次の仕事にどう生かしていくか、
一報道人として私なりに考えたい、そう思う。

 

 

さて、そんなこんなの慌しい1週間で、
みんしょく日記を見るまで、
明日が十五夜ということを忘れてた。
そういえば、
裏磐梯では、もうモミジが色づき始めているらしい。

 

ボヤボヤしていると、季節に置いて行かれそうになってしまう・・・

 

ochiba

写真は、栗??とモミジ?ァ煎餅のコンビネーションですね?ウィットの利いたセンスを感じます。栗は、フランスのマロンを、モミジはカナダのメイプルを想起させます。これから渋谷のファイア・ストリートのメイプル・トゥリーが色付くのが楽しみです。

Steveさん2009年10月03日 11:34

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