笠置 わか菜

シマウマ

しまうま 006

「シマウマの縞模様は、黒地に白ですか?白地に黒ですか?」

難問をふっかけられて、しばし絶句…

そんなの分かる訳ないでしょーっ!
と叫びたいところをグッとこらえて、辺りを見回す。

シマウマに聞いてみようにも動物園じゃあるまいし、
シマウマはいない。
それに、あいにく私はシマウマ語が話せない。
まぁ、仮に私がシマウマ語が話せたとしても、
シマウマ自身も、自分の縞模様の由縁を知っている保障もないし…

何とか自分で答えを導き出そうと
右脳、左脳、前頭葉を駆使してみる。

結局私の口から出た言葉は、想像力をフル稼働させたウソでまかせ。

 

「草原のサバンナの昼下がり。
木陰で親子のシマウマが休んでいました。
真っ白なシマウマです。
そこに木の葉の影が映っています。
あんまり気持ちがいいのでウトウトしていたら、
日がすっかり傾いてしまいました。
そして2頭のシマウマが木陰から出てみると、
不思議なことに白い身体にくっきりと黒い影がついていました。
だからシマウマは白地に黒の縞模様です。
…えっと、そんな風に考えてみるのも
夢があっていいんじゃないかと…しどろもどろ」

 

こんな風にして、私のアナウンサー試験は行われました。

「シマウマの縞模様は、黒地に白ですか?白地に黒ですか?」

これは我が福島放送のカメラテストでの質問だったのです。
入社して、その無謀な質問をした人によくよく話を聞いてみると、
ヘンな質問をしてどんな反応をするかを見ていたそう…

今考えれば、
あんなウソ八百でよく通してくれたなぁと思うのですが、
それが「縁」というものなのかもしれません。

さて、この週末
我が局の来年度の採用試験があります。
恐れ多いことに私も試験官の一人として参加する予定です。

緊張の受験者から、審査する立場へ…

時の流れを感じますが、
かつて受験者だった者として、
温かく公正に迎えたいなと思っています。

素敵な想像力ですね。試験官、頑張って下さい。

新しい人が入ると、また入れ代わりで誰かが去ってしまうかもしれない…。今は、楽しみより淋しさの方が気持ちの大部分を占めてしまいます。

それだけアナウンサーの皆さんが、素敵だという事ですね。

森のクマさん2008年09月24日 08:18

「教官~」。と聞いて
         「どじでのろまな亀」と言う台詞を思い出す私は、お年ですかね~。 とほほ。
写真のシマウマは~・・植木鉢??
      

へのへのさん2008年09月24日 00:35

笠置さん、なかなかオモシロイトンチですね(≧∇≦)
笠置さんはどんな難題出すんですか(^〇^)

ハラタイラさん2008年09月23日 21:04

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