笠置 わか菜

ディーバ

白状すると、そのコンサートはあまり気が進みませんでした。

9年ぶりの来日というのに飛びついてチケットを入手したものの、
最近は全然聴いてないし、今はそれほど好きじゃないかも…
そう思い始めたら
早々に手に入れたチケットを取り出しては
何で買っちゃったんだろうと恨めしく眺め、
売りに出そうと考えていたのです。

ですが、身近に是非行きたいという相手が見つかり、
じゃあ行くか…と久々に訪れた東京ドーム。

 

圧倒されました。

 

しっとりとした癒しの歌声のようでいて、
生命力にあふれ、芯の通った力強さ。
ドームの真ん中に立つ一人の女性から放射線状に伝わる波動。
老若男女のファンがベールのような歌声に包まれました。

夫の病気の看病ために
人気絶頂期に第一線を離れ
(ラスベガスでショーをしていたそうですが)
家族との絆を大切にしたという話は有名です。

ひとつの試練を乗り越えたからこそ、
歌声に強さと輝きが満ちていたのかもしれません。

やっぱり世界のディーバ。
行ってよかった。

本当によかった。 

そんな
週末のセリーヌ・ディオンのコンサートでした。

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